●025 秋は來る あきはくる 〇まがきなるあさがおも

 表題:秋は來る[秋は来る]
 読み:あきはくる

 収録:(A)新特撰樂譜 92 成樂會 1923(T.12).9.30 ◎Copy=(P83)
    (B)鈴蘭樂譜 42 成樂會 1928(S.3).9.5

 記譜:二部合唱(伴奏付き) ヘ長調 4/4

 インチピット:ソソソドシ|シララララ|レレレラソ|ファミミミミ|

 曲:ベッリーニ,ヴィンチェンツォ(Bellini, Vincenzo)(1801-1835)[イタリア]?
 詞:犬童球渓 ※1923(T.12).9作詞


[詞] ※新特撰樂譜 92より

1.眞垣なる朝顔も 朝毎に細りつゝ
  軒端なる風鈴(すず)の音も 秋をさゞやけり
  あはれあはれ今年も 已(すで)に半(なかば)すぎたり
  爲しゝ事何かある 哀れ憂(う)れたしや
  あゝつとめ勵まん あゝつとめまなばん

2.軒端には澄める月 垣根にはすだく虫
  共に我が怠(おこた)りを 諫(いさ)め戒(いま)しむる
  あはれあはれかへらぬ 若きけふの此の日を
  などて爲す事もなく あだに過すべき
  あゝつとめ勵まん あゝつとめ學ばん


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